6学期講義/統計力学II

新着情報

試験:2/5 10:15~11:45 @理学部4号館 1220

科目区分

理学部物理学科6学期開講科目

教員

小形 正男(理学系研究科物理学専攻教授)

場所

理学部4号館 1220

教科書

使用教科書はとくにないが、参考書は「統計物理学」(久保亮五ほか、岩波講座、現代物理学の基礎)、「熱・統計力学」(宮下精二、培風館)、「統計物理」(川村光、丸善)など

成績評価

期末試験、レポート(1次元Ising model(-βH=KΣ_{i}s_{i z}s_{i+1 z}+hΣ_{i}s_{i z})のK,hでの繰り込み群のフローを作成(11/20講義ノート参照))

過去問


シケプリ


シラバス

相互作用がある系での統計力学の手法を説明し、相転移の基礎的な概念、機構やいくつかの理論的手法について説明する。また、線型応答理論を主に非平衡統計力学に関する話題を紹介する。

予定している内容
1. 気相・液相相転移
2. 平均場近似
3. ランダウの2次相転移理論
4. スケーリング則の考え方
5. くりこみ群といくつかの系での相転移
6. 線型応答理論とその応用
7. ランジェバン方程式
8. マスター方程式
など

関連サイト

関連した演習授業での問題が下記ホームページに載っているので、演習の授業を取っていない学生は適宜、問題を解いてみることをお勧めする。


講義まとめ

細かい違いはあるだろうが、おおまかには物工の統計力学の進度とだいたい同じ(なので物工生が受講する意味はあまり無い)。
統計力学に興味のある計数生が統計力学第二の代わりに取るのもありかもしれない。

  • 最終更新:2010-01-23 20:25:28

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