7学期講義/物理工学特別輪講

新着情報


科目区分

物工:限定選択

教員

伊藤 伸泰、求 幸年、藤堂 眞治、押山 淳、有田 亮太郎、今田 正俊、各教員、望月 維人、永長 直人

場所


教科書・参考書


成績評価


過去問


シケプリ


シラバス

この輪講は理論系の研究室に少人数ずつ配属し、分かれて行なう。 物性理論研究の基礎からトピックス、最先端まで研究室ごとに異なるテーマについて論文講読あるいは理論物理研究の基礎演習などを行なう。物性理論の研究とはどのようなものか、どのような研究テーマを追究しているかを学ぶ。 4月5日(月)5限の最初の授業でセミナー室Aにおいて各研究室教員からのガイダンスを行ない、その後希望を集計して配属を決定する。 この輪講に参加を希望する学生は5日の初回ガイダンスに出席すること。

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講義まとめ

・スケジュール: テキスト・論文輪講(4月~6月)、課題に挑戦・計算してみる(6月~7月、夏休み)、ポスター発表(9月末に予定)
・1研究室3~5人が目処、希望調査後調整
・209号室=4年生部屋(無線LAN)、PC貸出、いつでも使用可能、サーバーにログインして計算、研究室のメンバーとのディスカッション・質問大歓迎
・希望調査提出先:教務ボックス 締め切り:4/20(火)
・4/26(セミナーA) 配属決定

各研究室の輪講テーマ、課題

有田研 (理論物質設計)
今年度のテーマ
1.トポロジカル絶縁体の第一原理計算
→密度汎関数理論に基づく第一原理計算
2.スピン軌道相互作用が働く界面の設計
→モデル計算
モット絶縁体と金属の界面での急激な電場勾配を利用した巨大ラシュバ効果の実現

2008年度のテーマ
・金属で熱起電力を大きくするためには
・Green関数法を使って久保公式からSeebeck係数を計算するプログラムの開発

2009年度のテーマ
・鉄系超伝導体の磁性を乱雑位相近似を用いて解析する

伊藤研 (計算統計物理学)
テーマ:非平衡現象の分子動力学シミュレーション
課題例
既存の1成分または2成分のレナードジョーンズ系の並列分子動力学シミュレーションプログラムをもとに書き直し、以下の課題を行う。
最終的には数千万、数億分子程度の系を扱う。

標準レベルの課題
1. 気泡の混ざった液体の流れ
2. 溶液の乾燥
3. 2成分液体の相分離
4. 気候システム

少しレベルの高い課題
1. 液体による粉粒体の運動
2. 液体中を落下する固体

C++の経験があることが望ましい

今田研 (場の理論から量子シミュレーションまで)
Part1. ランダムな磁場中のイジング模型
H=-JΣ_{<i,j>}S_iS_j+Σ_i h_iS_i (h_i:ランダムな磁場)
2次元以下の有限温度では無限小のランダム磁場秩序が破壊される。
Part2. 実習
1. 通常の2次元イジング模型のモンテカルロ計算による再現
2. ランダム磁場、Imry & Ma の理論の再構成
Part3. 考察
有機導体における金属絶縁体相転移の考察
T. Sasaki et al. J. phys. Soc. Jpn. (2005)

押山研 (物性理論、計算物質科学)
1. 多層グラフェンでのエッジ状態の解明と物性予測
→切らなくてもエッジ状態は生まれる!何かをくっつける、重ねる…
2. グラフェン原子空孔の形状決定と物性予測
→完全な物質は存在しない。ならばその不完全性を利用しよう
3. 電子ビームによるリボン形成の機構解明
→ナノ構造作製の新たな手法、でもなぜ作成可能?
4.多電子問題としての重い原子
→DFT(密度汎関数理論)計算をやってみる。原子番号138は存在するか?

やること
①参考書、論文を読む
→グラフェン、エッジ状態、強束縛近似、DFTについて
②何をどのように計算するかを考える
③プログラムを作る/使う
④まだ誰も知らないことを見つける

  • 最終更新:2010-04-06 00:09:02

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